ashibenomics , Happy healthy Life

【書評】文章作法は数学だけじゃない

空が秋っぽくなってきました。


「ふふふ、私の季節ね」

書評はじめました

私の夏のテーマは、ずばり書くこと。

文章術の本を読んだり、勉強会やセミナーに出たり、書いた文章を添削してもらったり…と盛りだくさんでした。

今回ご紹介するのは、そんな中で手にした2冊です。
文庫本でページ数もちょうどいいです。 著者の結城浩さんの代表作は、「数学ガール」シリーズ。

『数学ガール』シリーズ

数式の理解は難しいところも多いのですが、そこはさらりと読み飛ばしながらでもOK。
数学を題材にして高校生の甘いやり取りに 胸キュン(死語?)を体験できます。

結城さんは、プログラミングや暗号技術をテーマとした本も出されています。
難しい話題でもわかりやすさを第一とされている印象がありました。

そして、何よりも文章をとても丁寧につづられている印象を持っていたのです。

青本は、「基礎編」。 赤本は、「推敲編」。

タイトルに「数学」がついているからって、読み飛ばさないでくださいね。
日常の文章の作り方にも、使える心がまえがたくさんありました。
この2冊に共通する大切な流れは、「読者のことを考える」こと。
いきなり、基本編でここのところをずばり説いていました。

本書には《読者のことを考える》という原則がしつこいほど繰り返して登場します。これは文章を書く要ですから、ぜひここで記憶してください。
 さて、読者のことを考えるのはいいとして、読者の何について考える必要があるのでしょうか。少なくとも次の三点について考える必要があります。
・読者の知識―――読者は何を知っているか
・読者の意欲―――読者はどれだけ読みたがっているか
・読者の目的―――読者は何を求めて読むのか
読者の知識・意欲・目的。この三点をよく考えないと、読者に伝わる文章は書けません。

この文章を読めただけでも、あーいい本だったと思えます。

そして、今まで添削で指摘されたポイントをこの本からも発見しました。

接続詞がない

先日、文章添削で、「接続詞がない!」との指摘を受けました。
あらためて、書いた文章を読み直すと、接続詞が本当にないんです。
小学生で習ったはずなのに、どこに置いてきてしまったんでしょうか?
だから(意識していれてみました)、その指摘をもらってからは、
「いつも心に接続詞!」を合言葉にしています。

問いには答えが必要

はい、投げっぱなしで読者を放置してしまう問題です。
○○だとおもいますか?と書いておいて、答えを書かないままに、話を進めてしまうことです。
イタタタ、これ、ずいぶんやってしまうんです。

 

悪い例:問いかけに答えていない
 それでは「任意の自然数は素数と合成数のいずれかである」といえるでしょうか。1は素数ではありませんし、合成数でもありません。1のことを単数といいます。

「はい、いえます」、「いいえ、いえません」のように明確に答えていないので、読者が心にもやもやが残らないようにしましょうとのこと。

改善例:問いかけに答える
 それでは「任意の自然数は素数と合成数のいずれかである」といえるでしょうか。いいえ、いえません。1は自然数ですが、素数でも合成数でもないからです。1のことを単数といいます。

「基本編」からすぐに「推敲編」に手をつけました。
ここでもまずは、読者のことから始まります。読者は文章を読んで迷う実例からスタートです。

・読者は、どのように迷うのか
・読者は、なぜ迷うのか
・読者は、どうすれば迷わないのか

自分の文章を自分でチェックするために、推敲の方法をとことん、掘り下げてくれます。
推敲の基本として、5つをあげています。
このやり方を以前に教わっていたとは思うのですが、すっかり頭から抜け落ちています。

推敲の基本
・自分が書いた文章を読み返して理解する
・書きたかったこととのずれを探す
・ずれを少なくなるように書き直す
・以上を何度も繰り返す
・著者としての自覚をもつ

ひとつずつ、読者に解説してくれています。
気になる方は、手に取ってみてくださいませ。図書館にもあるはずですので、お気軽に!

 



ようやくの書評スタートです。そして、新兵器ポチりました。
アシベノミクス再始動です。それは、また別の機会に。

Facebookページ作りました。

The following two tabs change content below.
ゆき
ゆき
3匹のチワワと暮らす/写真/ガジェット/読書/統計/親指シフト/スケッチ/東京都在住/詳しいプロフィールへ
スポンサーリンク