親指とローマの共存生活一か月の記録
入力方法を親指シフトに完全移行してから、約1年が経ちました。
2016年5月より、客先での勤務となり、作業マシンを借りています。
そうなんです。
ローマ字入力との共存生活が始まりました。
自社のノートPCには親指シフト。
客先のノートPCはローマ字入力。
スペースの関係で前後にマシンを置いて、交互に入力することもあります。
「だから、SEは親指シフトは難しいんだって!」
そんな声が聞こえてきました。
1か月経ってどう?
大丈夫ですよ。
ローマ字入力をする前は、頭の中でスイッチを切替えます。
句読点は、入力しやすい親指シフト(orz配列)が顔を出して、「。」のつもりで「Q」、「、」のつもりで「@」を打ち込みますけどね。
ワープロ時代から30年くらいはローマ字入力なので、忘れるということはないんですよね。
以前の記事 の例文を使って、それぞれの入力方法でタイプした時間を計測。
親指シフトでもローマ字でもほぼ1分で入力しています。
入力比較アニメーション | NICOLA 日本語入力コンソーシアム
指のストロークの違いが大きいのです。
ローマ字は、どうしても母音の a i u e o のキー入力が増えます。
右手の人差し指の動きが多いですね。
同じスピードで入力していた場合に、明らかにローマ字入力の方が、
「一生懸命仕事をしています!」といった雰囲気は醸し出せます。
それだけ手の動きが違うんですよー。
プログラムどうしているの?
開発や検証でコーディングをする機会があります。
練習して半年近くは、親指シフト環境をyamabuki エミュレータでorz配列を設定していました。アルファベットも一列ずらしていたのですが、親指シフトが未導入のPC作業がネックでした。
個人的には、日本語だけは親指シフトで行くことにしました。
まず親指シフトってなに?の方は、こちらをどうぞ。
下のリンク先の例文集を一日15分、手元を見ず、配置図を紙に印刷してひたすら打ち込んでいました。
【親指シフト】練習を始める!という方へ ホームポジションだけで入力できる例文 89選! | ものくろぼっくす
「牛のもみあげ」「でんでんの弟」「弟の運転は安全」「でも母の運転は危険」など。
ホームポジションだけでいけます!
yamabukiエミュレータは設定が簡単なので、初めて使う方にはおすすめです。
PCとの相性か、たひたびyamabukiが固まったので、エミュレータをDvorakjにしました。そのときに参考にしたサイトはこちら。
親指シフトの環境を構築する方法 – やまぶきR/やまぶき/DvorakJインストーラーなど
配列ファイルを、「直接入力用」と「日本語入力用」にわけて、設定しています。
共存できるの?
一足飛びとはいきませんが、親指シフトが気になるなら、試してみたらいかがでしょうか?
だたし、「習得のJカーブ」はあります。
習いたての頃は、ローマ字入力のスピードも落ちて、大騒ぎしていましたから。
ひとりでの習得に自信がない方は、「ものくろさんの親指シフト道場」の門をたたくことをお勧めします。
私もものくろ親指シフト道場の出身者です(^o^)丿
入門半年でローマ字入力の半分のスピードでジタバタと悶絶の記録。
ようやくローマ字入力スピードに追い付いたころ。
自分の体で入力実験しているようです。