アリさんとキリギリス読書会のお知らせ
ニャンコとワンコ、どちらが好きですか?
うちのチワワに警戒しているねこさん。
私は、チワワが家族なので、犬が好き。
だけど、かわいい猫も好き。
その答えに正解ってないですよね。
では、アリとキリギリスでは?
そう、イソップ童話に出てくる「アリとキリギリス」です。
働き者のアリと怠け者のキリギリス。
この寓話には二つの寓意がある。一つは、キリギリスのように将来の危機への備えを怠ると、その将来が訪れた時に非常に困ることになるので、アリのように将来の危機の事を常に考え、行動し、準備をしておくのが良いというもの。 二つ目は、アリのように夏にせこせことためこんでいる者というのは、餓死寸前の困窮者にさえ助けの手を差し伸べないほど冷酷で独善的なけちであるのが常だ、というものである。
2つ目の寓意なんて知りませんでしたよ(;・∀・)。
今度の読書会の本を探そうと、紀伊国屋書店で友人と物色。
SEと名乗っている二人なので、今年はもう少し専門的なところにも踏み込んでみる?と理工系のフロアへ。
ロボット?人工知能?AI?
システム開発?
統計?フェルミ推定?
ロジカルシンキング?
一時間あまり歩いたころに飛び込んできた、この一冊。表紙のかわいさに二人ともノックアウトでした。
イラストのゆるさに気を許すと、ウッとささるところがたくさんありました。
アリさんとキリギリス ―持たない・非計画・従わない時代 | ||||
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画一的な解釈しか今までしていなかった私に、キリギリス的な考え方があるんだよ、時代はそんな流れになりつつあるよ、知ってた? そんな風にこの本は語りかけます。
著者は、「地頭力」でおなじみの細谷功さん。 前書きでは、「アリとキリギリス」の対立構造を考えることで、「あるのは『善悪』ではなく『前提となる価値観の違い』だけである」ことを表現したいと書かれています。
自分の思考、仕事、知識、お金、それぞれのとらえ方によっては、アリだったりキリギリスだったりします。
世の中の風潮や、これまでの自分の中では当たり前だと思い込んでいるところにコツンと小石を投げ込まれた一冊です。
2017/1/17(火)夜19時から読書会を予定しています。
興味のある方、ご連絡を。
直接申し込める方はリンクを貼っておきます!
正しさを追い求めがちなあなたにもぜひ手に取ってほしい一冊です。
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