ちゃあ責任編集「犬は夫だと思ったらどう?」
ニヤリ。なんか、悪いこと考えてる?
ある日、母ちゃんがぷんぷん怒っていた。「ちょっと、このタイトルなによ!」
俺はのんびり、丸太みたいな足にのっかっていたんだけどさ。
まだぶつぶついうんだよ。「これないんじゃない?」「表紙はかわいいけどさ」
「やっぱり失礼だよ、そう思わない?」
俺に同意を求めてる、いったいどうしたっていうんだよ。
「図書館で借りてみる!」
本が届いた
プンスカ怒ってから、数日後、本をもって帰ってきた。
『夫は犬だと思えばいい』
へーーーー。俺みたいにおもってくれるのか。
「これって犬に失礼だよ!」
あれ?かーちゃん、Amazon書評とは、ちがう怒り方をしている。
この本、子育ての本て、基本的に男女は構造が違うんだって。
「夫は犬だと思えばいい、妻は猫だと思えばいい」といった流れで講演してうけているんだって。
俺的には「犬は夫だと思えばいい」ってどう?
え?今よりももっと、雑に扱っちゃうの?まじで?放置しちゃうの?
かーちゃんにとって、夫ってそういうもんだったの?
だからさー・・・(以下略)
全面降伏のちゃあ。
かーちゃんの言い分
夫という存在をどう位置付けにするのか?
この本の「犬」という「アイコン」にどういう意味をもたせているのか?
このタイトルだけをみて、どう受け止めるのかは、その人が持っているイメージに寄るんですよね。
私自身はこの言葉だけ聞いたときに、無性に腹が立ったんですよね。
会社の犬、社会の犬といった意味合いで、犬をもってくるんだったら、犬に失礼じゃないか!ってしばらく腹が立っていました。
本を読んだら、そんな意味合いだとは言い切っていないし、そのイメージは私の中で勝手に描いていたもの。しばらくして、この怒りは、頭の中の一人相撲で湧いてきたに過ぎないとすーっとさめました。
表紙の写真がかわいいだけに、なんだか読後感がよくなかったんです。