リセットボタンを押すタイミング
これまでの延長線上に、これからがあるなんてわからない。仕事に対して、最近は特に感じています。
「先行不明のエスカレータ」…この言葉にドキッとしました。
とはいえ、複雑なエレベータに乗れるのかというと…。
こちらの記事を読みおわったかどうかのタイミングで、Amazonで買いました。
ナナに届いたよと見せても、スルーされました。ナナは、仕事人生じゃなかったね。
ただ、私がこの本ですごいなと思うところを伝えるから、聞いて。
裏表紙に「自分年表」がついてくる
コピーして使ってねとのことです。本の中で、為末さん自身の自分年表もみられます。
ナナすこし、興味出てきた?
あの時なにがあったのか(+そこから得たもの)
本書において、為末さんは、中原と対話を重ねることで、自分のキャリアを振り返りながら「自分年表」という一枚のマップをつくっていきます。
そのうえで、自分は、「転機ーリセットボタンを押さなければならないタイミング」において、何に迷い、何を選択してきたのか。そして自分には「どんな特徴」があるかを考えていきます。
為末さんご自身のキャリアの話しを通して、こうやって振り返るのかと実感しました。
リフレクションの意味が分かった
ふりかえりがどうにも苦手意識がぬぐえない私。ふりかえってどうするの?という邪悪な心がわいてくるんです。
このフレーズで霧が晴れたようです。
過去を見える化し、さらには意味づけること。
過去を意味づけることで、未来をつくること。
リセットボタンに手を掛けたり、それをおそるおそる押す「前」には、そうした作業が必要になるとのこと。
いきなり未来を考えると、考えることをすぐにやめてしまう私には、過去からのつながりをもって先を見るということが、すとんと腹落ちしたんです。
これまで読んでいたブログでの話も、こうして、対談形式で読むと入り方が違いますね。
一緒に教えを受けているような感じでした。
そして、中原さんのピボットターン理論の記事を思い出しました。
このリンク先の記事もいいです。若い学生さんからの相談への回答なのですが、学生ではなくても染みます。
為末さんから繰り出される、数々の比喩が本当に素敵でした。
・「魔法の杖」を夢見ていた
・「最後のかけら」さえもこの一言で打ち砕かれました
・「勝者バイアス」がかかっているんでしょうね
・スポットライトと漆黒の闇を走り、僕は今、生きています
メタメタ認知するナナです。
リセットボタンを押したくても、ファミコンを買ってもらえなかった私です。
どうにも、投稿まで行き着かないので、こまめに書きます。