賢さと成功を探ってみよう
「科学が教える、子育て成功への道」という本での読書会を開きました。こちらの本で読書会をしてもらえないか?というリクエストをもらったときに、少しためらいました。私、ワンコならともかく、子育てからは縁遠い生活なので、どうかしら?と思っていたらなかなか課題本を読み進められず。
「この本はビジネスにも役立つ!」という触れ込みで、読みはじめたら一気に読み終えました。もっと早くから読んでいればよかった。
はじめの「訳者からのメッセージ」の言葉
私達はともすると勉強ができれば「賢く」、お金があれば「成功」と決めつけたり、反対に頭の悪い私達に「成功」は無理、安楽に生きられれば「賢く」なくてもいいと思い込んだりしてきました。しかしそれは極めて一面的な「賢さ」と「成功」の定義です。もっと言うと、これからの世界に全くそぐわない定義です。最早時代遅れの定義に縛られて、焦ったり、狂奔したり、諦めたりするのはやめて「賢さ」と「成功」とは何かを見直そう。
ここを読んで、このタイトルにしました。
その「賢さ」と「成功」を探る読書会になればいいな。ファシリする自分たちのハードル上げたかな?と思いつつも設定。
プロジェクターの台に国語辞典を拝借。
普段は参加者を4名としているところ、今回は8名なので、ちょっと緊張感が増します。
会場も教室として使っているので、自然と先生モードになりそうに。この読書会は一緒につくりあげるので、先生にはならない方がいいんです。
いつもの自己紹介を以前のラクガキ読書会からヒントを得て、「分割自己紹介」にしました。
紙にペンで描くっていいですね。
グラウンドルールで和む
今日この場を進めるにあたってのルールを決めています。
書いて声に出すと、場がどんどん暖まっていきます。
この本の著者に会ったら、何をききたいですか?
目的をもって、本を読むと自然とそれに関連したキーワードを拾うんです。
笑顔が絶えないのですが、ペンを走らせるときには、ふっと静けさが訪れます。
一気に読み進めよう
トータルで350ページ以上あるので、読み切れるかしら?という声も聞こえます。
今回もレゾナンスリーディングで読み進めます。
ほぼみなさん、はじめてのレゾナンスリーディング。戸惑いながらも、お願いした方法でザクザクと読んでいきます。
あら、この言葉ってあれかしら?なんて声も聞こえてきます。
6Csをもう少し掘ってみよう
この本のキモは6Csにあるので、それぞれで分担を決めて読んでみました。
参加者の方々で希望のところを読み進めてもらいます。
5分という短い時間ですが、割り当てられたC のところを読みます。
そして、キーワードを付箋紙にかいておきます。
そして、ひとりずつ貼りながら発表していただきました。
さすが、みなさん先生なので、発表もよどみなく進みます。
皆さんがこれは!と思ったキーワードが一覧に並んでいます。
この本の内容は?
今後、友人の先生がブックレビューを予定しているので、そちらにお任せします。
木を描こう
根や幹、どんな実を形にしていきたいか?
すぐには、答えが出ないかもしれないけれど向き合います。
こんな感想をいただきました。
本の読み方も、アプローチを変えると読めちゃったりするんですね
キーワード選びも潜在的に自分が気になることに気づけた気がします。
行動のきっかけにつながったらうれしいです。
お声掛けありがとうございました。
こちらの本の読み方ですすめました。
読書会が非日常のひとつになったらうれしいです。
ビジネスでも役に立つ一冊でした。