読書会ひとくぎりです
いままでは、仮想敵を作り、それに対抗するように自分を奮い立たせていた。
思い通りにならない仕事や職場の不満をぶつけるように、理想の形を追い求めて動いてました。
それが、ふとしたことで仮想敵だと思っていた相手が、手のひらをひらひらとさせて、お待ちしていましたよといわれた。期待しているといわれ、ゲートが開かれてしまった。
ちょっとまってほしい。
敵に対して、がんばろうと自分のケツをたたいて走っていたことが、忽然として、意味をなさなくなったのだ。
そんな思いを抱えたまま、数か月過ごしていた。
ゆるく活動していたこの読書会にしてもだ。
読書会を開いた理由
気の合う仲間と集って、ためになる本を読みながら対話をする。それだけでよかったはず。
そんな日々から、会社内で読書会を開いて、組織をかえた人を紹介してもらった。友人が事務局をして、彼がひらくワークショップ型の読書会に足しげく通った。そのうちに、社内でも広めようという想いでリーディングファシリテーターをとった。
いっしょに資格をとった友人と、練習として読書会をひらいた。やがて、定期的に開くようになり、何度か社内で読書会もひらいた。
自分が関心のある分野の本を何回かとりあげていた。
そう、仕事ではなかなか使う機会がなかったからだ。
秋から異動して、くるりとそっち側に入ってしまったのだ。
もう、仮想敵はいない。
この一冊は、分析に携わる人には読んだ方がいいと選んだ一冊。
また、仕事を依頼したい側も、いったいどうなっているのか?という点で触れるのにもおススメ。
今回、これまで2016年秋から、毎月開いていた読書会も、12月で一区切りにした。
お互いに時間を合わせづらくなってきたのと、そろそろいいんじゃないのかな?が一致したから。
何かを始めるよりも、続けていたことを終わりにする方が、すこし物悲しい。
定期的な開催をしなくなることで、どんな変化があるのかはわからない。
ただ、仮想敵がいなくなった私には、開かれたゲートを前にして、どうしようかとうろうろしてばかりもいられない。そもそもが、戦うものなのかも含めて、想いを巡らす年末にしていこう。
右側の本は、2013年に手に取って、こういうことがしたいんだよ!と熱くなっていたのでした。
河本さんの新刊が出ていたので、読んでみます。
おまけ
2014年4月に内輪のイベントで統計の話をしたことがありました。そのときのメモです。
iPhone8 plusになり、どうぶつの森 ポケットキャンプがさくさくと動く。
せっせと、動物たちの御用聞きとなり、果物をとり、虫をつかまえ、魚を釣る。
キャンプ場にどんどん仲間を呼び込み、最近ではガーデンに花を植えるようになった。
前にDSでのんびりとやっていたときと、趣が少しちがう。なんだかせわしないのだ。
なんということだ。敵は自分の中にいる……。